トールキン

グランド・ブダペスト・ホテルのトールキンのレビュー・感想・評価

3.8
初のウェス・アンダーソン作品。
よく分からない描写や登場人物が多すぎて頭がこんがらがってついていけない描写もところどころあったけど全体を通してで言えば面白かった。おそらくもう一度見るとさらに好きになると思う。ついつい笑ってしまうような面白おかしいシーンも多々あって良かったし鑑賞後は爽快な気分だった。

さらにキャストが豪華過ぎて次々に登場するから誰が誰だか分からなくて初見だと全員を把握するのは難しい気がする。主演のレイフ・ファインズはもちろんクセのあるキャラのエイドリアン・ブロディやウィレム・デフォーは見応えあった。エドワード・ノートンは渋くてカッコよかったし、シアーシャ・ローナンは可愛かった。

聞いていて心地良いオシャレなBGMとカラフルでポップな世界観がマッチしてそんな作風が見ていて楽しい気分にさせてくれる。これがウェス・アンダーソンの作風ってことか。確かに賛否両論も分かる気がするけど個人的には好きかも知れない。
「アステロイドシティー」鑑賞に向けて良い予習が出来た。
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