幾つもの時代が紡ぐお伽噺のようなストーリー
洗練された構図と鮮やかな色使い。
まるで絵本のようであり、ドールハウスのような世界観。
フィクションだぞ!と強調するかのようなお伽話。でもふと感じさせる戦争の影。
なぜそんなに仲良くなるのかもわからないが、グスタフとゼロの関係性もいい。親と子でもあり、同僚でもあり、グランドブダペストホテルに誇りを持つ同志でもあり。
そして階層化された時代構成。
本を読む女性、本を執筆する作家、作家が若き日に出会った老人、そして老人の若き日の思い出、、
ラストになってやっと、「そういう話だったわ、、!」と現代に引き戻ってくる後味の良さ。
trip advisorで当ホテルの口コミもあるのがたまらない、、!この映画を愛してる人々の粋な心が感じられる。
https://www.tripadvisor.jp/blog/news/advice/movie_aprilfool/