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グランド・ブダペスト・ホテルのmiaのレビュー・感想・評価

4.6

1968年アルプス山の上に佇む
ホテルにある1人の作家が
長期宿泊をしていた、

いまとなってはすっかり
寂れてしまったこの
グランドブダペストホテルだが

1932年当時は有名な
最高級ホテルとして有名で
上流階級のセレブ達がこぞって
宿泊していた歴史がある

そんなホテルの情緒を
満喫していた作家の前にある日
哀愁と情熱を漂わせる老紳士が
チェクインしてきた、

彼の姿に興味が沸いた作家は
仲良くなったベルボーイに
彼は誰なのか質問する、

ベルボーイは知らないのか?!
と驚いた様子で話し始める、

彼はこのホテルの現オーナーでいて
当時移民から大富豪になり名を
知らしめたゼロ・ムスタファさん
だと説明される、

年2回だけホテルに宿泊し、
何故か彼は毎回ホテルの
最高級スイートではなく
使用人の使うシングル部屋に
宿泊するのだという、、 そんな話を聞き、
より一層興味が沸いた作家の前に
なんとゼロの方から私の昔話を
聞いて欲しいと願い受ける
二つ返事で了承した作家は
ディナーを食べならが彼の
謎に満ちた生涯とホテルの秘密が
語られるのであった、、 という感じです!!
面白いと評判のこの映画♡

私は見る前この作品はホテルで
起こる殺人事件を名探偵コナン
的な人が解決していくお話なのかと
思っていて手が出せずにいました、

ですがそんな不安はあっさりと
いい意味で裏切られ、

むしろオシャレで上品で豊かな
色彩に一瞬で心奪われました!

雰囲気でいえばなんとなーく
#アメリ の #ジャンピエールジュネ
監督にどことなく似てました!! 彼の作品からファンタジーを抜いて
もっと大人っぽくした感じです!
内容も中だるみせずドタバタの
逃走劇をみせたり終始くすっと
笑える作品でした、

1人の1人の役者のキャラも
とてもよくセリフの言い回しも
いちいち素敵でした!! ラストも古き良き時代の
名残や歴史など哀愁があり
とてもしっとりとしたラストで
心がほんわかします♡
目でみても良しお話も良しと
かなり優秀な一本!
男女問わずオススメできます!!♡
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