グランド・ブダペスト・ホテルの湾岸に住むランナーのレビュー・感想・評価

　不思議な味わいの作品。部分的には面白い所もあるのだか、❓が多すぎて、私には、この作品の魅力を完全に受けとることはできなかった。
　グスタヴとゼロには師弟愛を感じるし、性格は違うが職務に忠実なところは似ている。それに比べて、現在のスタッフであるジャンは違う。先代たちが守ってきたホテルは失くなろうとしているということか。そして、それが何を意味しているのかは、私にはわからなかった。