ちょちょ

グランド・ブダペスト・ホテルのちょちょのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

好き嫌いが分かれるというウェス・アンダーソン監督だったけど、面白かった!
どハマりとまではいかなかったけど。
何か昔のストップモーションアニメっぽい画が面白いし、画面をめいいっぱい使ってて、えらい豪華。ミニチュア使ってるのかな?わかんね。
大昔に「ロイヤルベネンバウムズ」は見ていたんだけど、若かったせいなのか、さーーっぱり分かんなかった。けど、こっちは分かった。
ムッシュグスタフと若きゼロ・ムスタファの絆がいいすよね。あと、所々の素っ頓狂なやり取りがいい。概ね紳士なムッシュが香水ひとつであんなに怒らないでも...しかも決死の思いで助けに来てくれたゼロに向かって...からの超謝罪!
凄い財産を手にしても、思い出の場所を手放せず浸る日々、ビターな感じがなんともいいすね。

以下雑記。
○エドワード・ノートンとジュード・ロウ共演とか悶絶!!(ワンカットに収まらないのだけどね)
○師弟関係がいい!正直羨ましい!!師匠ほしい(笑)年齢とかキャリアは結構差があるけど、案外フラット。ゼロが態度はオドオドしてるくせに、言うことは言うのがよい(笑)
○コンシェルジュギルド、はんぱない
○衣装担当が「時計じかけのオレンジ」と一緒なんだって!
○ゼロ、妻アガサのことを言葉の上ではもったいぶって大切に語るのだけど、あんまり思い出に出てこないのよね。深く愛した本当の相手はグスタフだったんじゃないかな...(斜め読みしすぎ??)
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