グランド・ブダペスト・ホテルのVunnyFunkのネタバレレビュー・内容・結末

面白い！
TSUTAYAでミステリーの棚に置いてあったので、「ホテルで起こる殺人事件……みたいな感じの話かな〜」と思って借りて観たのですが、全然違いました。

犯人なんてもはや序盤でわかりますし、これに関してはサスペンスとかではなく、師弟関係のバディー物の冒険譚です！
バットマンとロビン！松尾芭蕉と河合曾良！ジョナサンとツェペリ！
ビクッとする要素は生首の所ぐらいでした(急に怖過ぎでしょ……)。
スキーをソリで追い掛ける所や銃撃戦がおっ始まった所なんてアクションみたいでワクワクしますし、コミカルな一言二言もなんか擽られます。

時間も良い塩梅でサクッと観られますし、テンポも良いので長い映画が苦手な方にもオススメ出来そうな作品でした。
ウェス・アンダーソン監督の映画は、「ファンタスティック Mr.FOX」ぐらいしか観てなかったのですが、これを機に他の作品もチェックしてみようかなと思います。

そう言えば、入れ子構造になってるの後からWiki読んで気付きました。
物語に入り込み過ぎてたのかなー。