人類の大半がゾンビ化してしまった近未来。一団の人間が理想郷(ゾンビがいない平和な街)を目指す途中、理想郷への行き方を知る唯一の人間が怪我を負ったので回復を待つためにある建物に籠ります。彼らはそこでなんとゾンビを人間に戻す能力を持つゾンビを発見するのです。
そのゾンビは軽く触れるだけで他のゾンビを人間に戻してしまうものだから誰もがそのゾンビに救世主を、イエス・キリストを重ね合わせ…。
という話ですが、宗教的哲学的な内容に傾いていくわけじゃなくて、ノリは完全にパンクでした。
そしてホラー映画に必ず出てくるけどたいてい1人くらいしか枠がないはずのうざキャラが大集合してました。その結果、いろいろ大変な出来事が起こります。ていうかすべての出来事がウザいという罰ゲームみたいな展開でしたね。それが意外と笑えたり普通にウザかったりで。そのうち普通はありえないような驚愕の展開がやってきます。
私の中では隠れた名作なのですが、特に共感が得られにくい作品なんだろうなと思ってます。笑