タイトルでピンとくる人はメタリカのファンまたはメタル好き。
世界的なメタルバンド、メタリカの本物のライブ映像と映画のストーリーを融合させた異色作。
一応メタリカのサポートスタッフの青年が主人公ではあるが、ストーリーはおまけ程度。メタリカのかっこよいライブパフォーマンスを楽しむライブDVD的な作品なので、正直彼らに何の思い入れのない人には全くオススメできない。
演奏9割、ストーリー1割程度なので映画というのも怪しい。ライブ映像にときおりPV的なモノを挿し込んだり、無駄に雷ピカピカ～なったり映像としても見せる作り。メタル、ロック、洋楽が好きならばどうぞって感じの作品。
メタリカ、還暦に近いんだけどカッコイイす。1980年代の曲が今でも普通に通用するところが一番凄いところ。懐メロで終わらず現在進行形なところが凡百のアーティストとの違い。
本作のライブの模様を収めたライブアルバムもリリースされている。ラスト"ORION"で締めるところがまたたまらんわけで。
完全にファン向けムービーです。私自身が学生時代からのファンなので当然楽しめました。ただ映画というとやはりちょっと違う。
