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東京シャッターガールのodyssのレビュー・感想・評価

東京シャッターガール(2013年製作の映画)
2.0
【オムニバス映画にするよりも】

オムニバス映画で3話から成っています。監督は手塚眞、コバヤシモトユキ、寺内康太郎。

3作とも夢路歩という名の少女が主人公なのですが、演じる女の子はそれぞれ別。

オムニバスといっても時間で言うと第2作目が圧倒的長い。それだけ物語性があって、見応えもあるのです。高校写真部が舞台で、顧問教師の指導、各部員の写真への思い入れの違い、異性関係を含む部員同士の人間関係など、色々あってそれなりです。

第1作は映像詩ふう。しかしそういう映画として独自性がどの程度あるかは疑問。
第3作は、私の意見では最低の出来ですね。設定が極端ですが、面白さというより突拍子のなさを感じました。

私としては、オムニバス形式にするより、第2話にもう少し肉付けをして、100分程度の独立作品にしたほうが良かったと感じました。
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