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東京シャッターガールのMKのレビュー・感想・評価

東京シャッターガール(2013年製作の映画)
2.3
東京を舞台にJKが写真を撮る映画。端的にいうと。
写真とは?みたいな感じのオムニバス映画。
記録写真なんて言葉がある位だから、基本的に写真は記憶を蓄積するための媒体なのかな?と思ってきていて、映画との比較がうまく言語化できないので非常に興味深かった。
一番長い二作目は何かの本質を掴もうと多くの人のコメントで浮き彫りにしようともしていたけど、なんだか精神論過ぎて違和感があった。何故か見たあとの印象が魔女の宅急便ぽいし?
作品にもあったように、それが可視化出来ないようなものでも、その感覚を想起させる何かを留めるということで記憶は保存できるのかもしれないなと。
自分の視覚領域に何万フレームの静止画が存在してるか認識したことないけど、その中から静止画を切り出すのって究極のデザインというか物凄い思考があるんだと思った。
昨今、違う業界の人が多領域に踏み出すと話題になるけど、プロアマを問わず、誰もが簡単に撮れる写真に限って、映画とか小説みたいにお笑い芸人やタレントの写真集が話題にならないのは不思議。
二つ目の部長さんが可愛かった。
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