確変。
ドチャクソ面白かった。
サスペンス要素(いわゆるハラハラドキドキ)
とアクション要素(血が踊るような感覚)。
この二つの噛み合わせがハマった作品は無敵だと思うし、そういう作品がやっぱり俺は好きなんだなと。
主人公が、味方に裏切られ追われる身となる。
逃げながらも真実を追い、ついに真実をつきつめた主人公たちは、破滅を避けるために敵に立ち向かう。
見事な王道。サスペンスとしてはヒッチコックの定番パターン。
ここにさらに、主要登場人物のバックボーンがスパイスとして効いてくる。
単なる小ネタや説明としてではない。
バックボーンが彼らを葛藤させるのだ。
その様をサスペンス展開のなかで描かれていく。
そうすることで人間ドラマとしての深みが緊張感を損なうどころか更に増幅する形で出てくる。
ここまでちゃんとエンタメされたら褒めるしかない。
アクションシーンのカッコ良さも異常。
ひとつひとつのアクションシーンが頗る楽しい。なんじゃこりゃ。興奮せざるをえない。
バトル(っていうかデュエル?)としての面白いシーンもあり、サーカス的なショーとして興趣なシーンもあり、どこまでも飽きさせない。
クソ面白かった。