抹茶マラカス

クルードさんちのはじめての冒険の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

3.2
原始時代を洞穴にこもって「恐れ」を抱き未知を嫌って過ごすクルードさん一家。
娘が新たな、そして真反対の性格をもったガイと出会って、更に棲家の洞穴が崩壊したことで未知へと踏み出さざるを得なくなる。
頑強に未知を怖がり洞穴への帰結を目指すお父さんの物語になっているのだが、物語上の主人公を娘に置いている歪さ、進歩主義的な説教にも見えるガイと一家の立ち振る舞いの差がうーん、って感じだった。