備前長船

クルードさんちのはじめての冒険の備前長船のレビュー・感想・評価

3.0
制作費1.35億ドル、興行成績5.85億ドルのドリームワークスの大作3Dアニメですが、日本ではDVDスルー。
おかげで知名度も低い。
ディズニー・ピクサーの作品と比べると多少大人向きではあるが、基本日本向きではないし、大人は普通に実写映画を見るだろう。
登場人物は正直魅力的なデザインとは言えないが、海外では受けてるんだろうか?
新しいことにチャレンジしろと説教臭く何度も劇中で諭される。
アメリカのフロンティアスピリットだろうか。
岩穴の中で安全に暮らす一家、そこに外の世界に導く部外者が登場して、一家を導いていくわけだが、父親の面目丸潰れである。
女性の権利拡大で世界中で父親は存在感を失っているんだろうか?
3Dアニメの魅力で見せる映画なので、ストーリーはありきたりで弱い。
大人には勧められないし、家族や子供に見せるならディズニーやピクサーやジブリだろう。
はっきり言ってどの層に向けて作っているのか不明だ。
備前長船

備前長船