パッケージのキャラ(人間)があまり魅力的に見えなかったのでスルーしていた作品でしたが、大好きな作品になりました。
【3D】☆09/10
かなり視差が激しいです。小石とか色んなものが掴めそうなほど飛んできて楽しいです。
遠近が常時キツめなので苦手な人はしんどいかも。
奥行きに違和感が出る程では無かったと思うので、私的には3Dを観たという満足感がありました。
【グラフィック】☆10/10
自然や動物たちの模様、光源など、カラフルで美しい色彩は、見ていて楽しく、気持ちが明るく元気になりますね♫
【キャラクター】☆10/10
動物のデザインがとても個性的で可愛らしく魅力的でした。
人間たちのデザインは魅力に欠けるものの、原始人というのがわかりやすい頑丈そうな体型で、愛嬌のあるデザインだと思います。が、ちょっと目が怖いなー(笑)
イープはスーパーマンばりの逆三角形体型でガサツな感じがありますが、よじ登る時など女性らしく、その動きに一気に可愛らしくみえたことに驚きました。
当たり前に見えてこういったキャラクターの細かいモーションのつけ方が上手い。おばあちゃんの泳ぎ方とか、アクションとか。さすがドリームワークスって思いました。
キャラ設定もそれぞれ立っていて楽しく、愛着が湧きます。
【ストーリー】☆09/10
ギャグ多めで笑わせてくれたり、切ないシーンも少し、そんな感じです。
テンポもよくて99分があっという間でした。
重すぎないので気軽に観れたのもよかったです。
【音楽、声優】☆7/10
今回吹き替えで観ましたが、おばあちゃんを除いて安心して聞ける感じ。良かったです。
おばあちゃんはね、もう悟空なんですよ(笑)特定のイメージがついた声優さんで特徴的な声をされている方は、話に集中できなくなるので、もう少しそのキャラ感を弱めていただくか、違う声でやっていただけるといいな(苦笑)でもおばあちゃんの演技は最高だったので楽しめました。
音楽よかったですが、話に集中し過ぎちゃってよく聴けなかったので、次回しっかり聴きたいと思います(笑)
///////軽いネタバレ////////
鼻のことを、におい窓。とか言ってて、なんだか微笑ましく笑えました(笑)
おばあちゃんの、狩中のリタイア宣言は言い方に笑った。可愛い(笑)
あと、終始おばあちゃんがいなくなってることを望む点呼とか、こんなことされたら死んじゃうわーって内容のおばあちゃんのセリフにしっかり反応するパパ(笑)
ヤキモチを妬く面倒くさいパパ(汗)
そんな父の家族愛には感動しました!
思春期な感じや親の過保護なウザさも、なんていうかずっと微笑ましくて、家族ってそういうものだよなって応援しっぱなしでした。
ずっと隠れていたら安全かもしれないし、守りたい立場の者にとって安心かもしれないけど、未来の可能性も楽しいことも何にもないし、家族のそういう可能性まで奪ってしまってるんだよね。
過酷な環境の中、保身的になってしまう気持ち、わからなくはないけど…。
常に前向きなガイは過去のことにめげることなく、新しいことを発想し、ピンチを乗り越える力があり、頼もしくてカッコいいね!
それに引き換えお父さんときたら(笑)
(↑何度もそう思いました(笑))
話してくれる物語も毎回すぐに誰かを殺して終わり(笑)
退屈で不器用で格好悪いお父さんって感じが人間味があって面白かったです(笑)
それから必死に頭を柔らかくしようと奮闘するお父さん、頑張れ(笑)
家族を助けるシーンは最高のパパでした!
冒頭の話し通り、勇敢で強い父、カッコいい!
でもこの中で一番最強なのはサンディとおばあちゃんだと思うな(笑)
困った時は赤ちゃんを放て!だし、おばあちゃんは不死身感がヤバイ(笑)
余談ですが、サンディは「アーロと少年」に出てくるスポットみたいですね(汗)※アーロの方が新しい作品
家族を丸で囲むサークルの絵も(汗)