死体泥棒の面白い話しをしよう。
良かった点。
・テンポがよく分かりやすい
・回想シーンに違和感がない
・コミカル的な要素が際立つ
悪かった点。
・意外にも地味な物語
・ゾンビ映画ではない
・会話がちょっと退屈
ゾンビ映画だと思って借りたら違う。
まさに安易なオブ・ザ・デッドです。
原題は死体売りだから全然違います。
出てくるキャラクターが濃いです。
語り手の主人公はあっさりな塩味。
師匠で相棒は濃いバーベキュー味。
ライバルは味覚をぶっ飛ばす激辛。
新たな女の弟子はゆずこしょう味。
という具合でみんな個性的である。
物語の核となるのは回想シーン。
それが上手く組み込まれている。
テンポがいいから違和感がない。
ただし、会話シーンに工夫があまりない。
ドミニク・モナハンとロン・パールマン。
二人だから間が持っているような空気感。
それでも少しばかり退屈に感じられます。
ファンタジックでコミカルな感じも悪くない。
全体的に地味な展開も逆に良い雰囲気を出す。
なんだか舞台をやっているような印象だった。