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ビートルズと私のsoのレビュー・感想・評価

ビートルズと私(2011年製作の映画)
3.0
タイトル通り、ビートルズファンがビートルズへの思いを語るだけの超シンプルな映画。
起承転結も、問題提起も、何もない。ここにあるのはただただビートルズへの愛のみ。

著名人よりも一般人のコメントに凄まじいものがある。
そりゃそうだ、世界中のビートルズファンから選ばれしファンなのだから。
一番好きなエピソードは、当時ビートルズの追っかけをしていた女子3人組が毎日のようにアップル事務所の前で出待ちをしていたら、ある日突然ジョージに「入りなよ!」と呼びかけられ、それだけでも信じられないことなのに、なんと「君たちのことを曲にしたよ」と新しいレコードを聞かせてくれたというもの。
40年以上経つのについさっき起こった出来事のように興奮した口ぶりで話す彼女の姿も含めて、とても印象的だった。

登場した全員が順番にビートルズの好きなメンバー・好きな曲を言っていくエンドロールも良い。ブライアン・ウィルソンが確固たる口調で「Here,There and Everywhere」と言うのも感動。
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