ドストエフスキーの『白痴』に黒澤明がインスピレーションを受け映画化した実験的で野心的な作品
実験的というのは監督は今まで100分程の映画を多く撮ってきたが今作はまさかの約170分。元々は4時間もあ…
この作品を映画化しようという心意気は良し。
しかし、興行的にはどうだったのかね。
あの読みにくい作品をコンパクトにまとめたのは、良かったと思う。
読んでから観るか、観てから読むか。自分は読んでから…
このレビューはネタバレを含みます
原作:ドストエフスキー
舞台を日本に置き換えた黒澤作品。
三船敏郎 演じる赤間(ロゴージン)の存在感よ...。
小津作品の原節子とはかけ離れた役どころの那須妙子(ナスターシャ)も良かった!綾子(ア…
黒澤明がドストエフスキーの「白痴」を日本に置き換え、3時間の大作となった。
当初4時間もあり、会社側からカットしろと命じられた黒澤明が、「そんなにカットしたければフィルムをタテに切れ!」と言った話は…
ロシアの文豪ドストエフスキーの小説が題材。頭の悪い白痴の者こそ、心(魂)が美しいのだというテーマ。ロシア文学という題材がフィットしないのか、黒澤明の演出が悪いのか、まどろっこしくて全く感動せず。黒澤…
>>続きを読むお、オリジナル版がみたいッ
浅い部分でなんとかついていけたけど、つまりはどゆこと?しかしこういう雰囲気が嫌いなわけではない。演技合戦が良かった。
お守り取り替えっこってかわいいな....
でも観終…
難解すぎて私には早かった…小津映画でしか原節子を見たことなかったけど、この作品ではうってかわって全身真っ黒な衣装で激し目の悪女。こんな原節子もあったのね。そして三船敏郎と二人で並ぶカットの画面の圧が…
>>続きを読む1人の、無垢で善良な男の出現が人々を変え、狂わせていく。
ドストエフスキーということもあるが、画面がヨーロッパの古い映画を観ているようだ。原節子は『東京物語』と打って変わって悪女を熱演。容姿だけの女…
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