▼5/31/16鑑賞
黒澤版ドストエフスキー。俗世に生きる純潔。ナスターシャ=那須妙子、原節子のファム・ファタール。ひねくれお嬢様、アグラーヤ=綾子。森雅之、心惹かれる純真無垢。二部構成。序盤の説明…
最後の久我美子のセリフ通り、最初から最後まで白痴と呼ばれていた人物以外の方が全て異常に見えた。
特に張本人の久我美子が最も変人に見えた。
原節子は小津作品では見られない重々しい演技で、かなりイメージ…
おもしろかった。
亀田役の森雅之が、誰もがみとめる掛け値なしの善人という難しい役をすごい存在感で演じきれてて見事。
僕、という一人称の響きがとにかく可愛い。
ずいぶん昔にドストエフスキーの原作…
評価が難しい。
白痴の男と触れ合う中で皆の本音が露になっていく。
なんとなく話を追えた気はするが聞き取れない部分も多くて困った。
抽象的な部分の、そしてきっと大切な部分の、理解には及ばず残念。
この…
ドストエフスキーの同名タイトルを黒澤明が映像化。
原作も長大だが、この映画版も本来は4時間を超えるものだったらしいが、泣く泣くカットして今の状態に。
中身は4者4用の男女の愛憎劇だが、今見ればか…
松竹株式会社