椎名林檎の音楽に、出演者に小林賢太郎、そして舞台は大正ロマンの世界…。もうこれだけで、この世界観だけで大満足。40分の短編だけどいい物見たわって気分にさせてくれる。
椎名林檎の3rdアルバム「加爾基 精液 栗ノ花」の楽曲が使用されていて、アルバムに収録されている不思議で怪しげな世界観の楽曲と大正ロマンで江戸川乱歩的な変態チックのストーリーが見事にマッチしている。
出演者もとても良くて小雪演じるキャラクターは蠱惑的で何より小雪の見た目ってめちゃくちゃ大正ロマン顔だったんだなと初めて気づいた。
終盤に出てくる椎名林檎本人もめちゃくちゃ美人…。
相手役のコバケンの佇まいも凄く良くて、彼演じる普通の人間が怪しく、魅惑的な世界に惹きこまれてく感じがとても良かった。
