このレビューはネタバレを含みます
「戦争映画」として観ると、拍子抜けすると思う。第二次世界大戦の時代を舞台にした「ミステリー」や「アドベンチャー」というイメージで観るべき作品だと思う。
ジョージ・クルーニーの髭が妙におかしかった。あれは完全にコントなキャラ。全体的にも、「軽い」ノリの作品。多分、こういうノリにしたかったんだと思う。
敵であるナチスが盗んだ芸術品に対してどんな気持ちを持っていたか、といったようなドラマいうのをもっと描いてくれれば、作品に「重み」や「深み」が加わってより「大人向け」な味わいの作品になったと思う。「敵」があまり出てこない、描かれていないのも、この作品が「戦争映画」らしくない要因の一つだと思う。
個人的には好き。
