『絵空事で終わるけど、何か共感できる。ドタバタ劇に隠された深いストーリー要素』
映画館で見た時は、単に、ドタバタな馴れ初め話ととしか印象に残らなかった。
が、また地上波で見た時は、本作のストーリーの深さを実感した。グルーは、小さい頃に、学校?のマドンナ的存在を告白しようとして、周囲から気味悪がられたというトラウマがある。女性との付き合いを控えようとするが、意地悪な知人にお見合いを強要される目に。お見合い相手は、失礼なことまで平気で言う性格見た目ともブスな女。
トラウマと向き合いたくないけど、避けられない。そんな彼の出来事は、共感できる人は、いるのではないでしょうか。
これを読んで、後ろ向きになる方もいるかもしれませんが、本作は、このエピソードも綺麗さっぱり解決して終わります。
夢物語と思える話だけれど、「映画を観て、清々しい気持ちになりたい!」という方は、観てみてください。