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怪盗グルーのミニオン危機一発のayakatのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

面白いんだけど評価が難しい作品。というのもグルーさんが恋を知る話だから。前作では愛を知らない、孤独なグルーさんが子供たちを愛する事によって変わる物語だった。疑似家族もの。で今作、やっぱり『恋愛パートナー』や『お母さん』ってそんなに必要なんですか?と思ってしまうのだ。父子家庭じゃだめなの?ゲイだってエイセクシャルだって世の中にはいるのに、(異性の)恋人を持つことだけが絶対的な幸せにつながると盲目的に信じている善意の人たち、そういうのは別にいらないんだけどな。そんな観点なので、当然新キャラであるヒロインに対しては物凄く厳しい目で見ますよ。姑目線というか。それなのに!吹替が芸能人枠!これはどうなの。私は全然好きになれなかったよ。原語のクリステン・ウィグっていったら、米コメディエンヌの中でも超トップですよ。主演&脚本のコメディ映画でアカデミー脚本賞にノミネートされた人ですよ(あの映画別に好きじゃないが)。そんな超重要で演技で魅せる必要のあるキャラクターを芸能人吹替…。もう少し慎重に役者を選ぶ必要があったのでは。そしたら少しはこのカップルを応援しようという気になれたかも、と思ってしまうのです。というわけで「よつばと」読んでたら突然とーちゃんに恋人ができてよつばにかーちゃんが出来た!みたいなショックを受けました。あ、ミニオンかわいかったっす
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