ちろる

ガールフレンズのちろるのレビュー・感想・評価

ガールフレンズ(2008年製作の映画)
3.5
アメリカの学園カーストのトップに君臨する女子を描いた映画はたくさんあるけど、これはほぼ「ミーンガールズ」?!って感じの内容。
なので、全然目新しい事はないけど「ミーンガールズ」好きな人にはおすすめかも。

主人公のクレアは家庭の事情で住むお家がなくなり、両親の友人の豪邸に住まわせてもらうことに・・・
彼女が住むその豪邸にはマシーという超性格の悪い同い年の女の子がいて、しかも何から何まで住む世界の違うセレブということで色々とイザコザが。

まず、超セレブのマシーと同じ学校になぜ貧しいクレアが転入したの?
とか、なんでそんなに意地悪マシーに憧れるの??とか、観てるとなぜ?なぜ?のツッコミどころがあるのだけど、みんながみんないじわるながらも根っからではなくてティーン特有の精神の不安定さ故に、そうなってしまっているのだという事が随所に分かるキャラクター描写は上手いと思う。

アメリカのティーン映画ってこういうあからさまな仲間外れ、よくあるけど、実際はどうなんだろ??
これがアメリカティーンのアルアルなんだったらまじきついなとは思いつつも、映画なので意地悪合戦から平和な仲直りまでををニヤニヤ覗き見する気分で楽しませてもらえました。
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