母と娘の関係って複雑。
いつかココを出て行きたい娘と、ずっとココにいて欲しい母の愛憎入り混じる関係性。
どこか破綻している母娘の暮らすグレイガーデンズは、ジャクリーンケネディーの親戚とだけあってかつては大邸宅。
離婚しても暮らしを変える事を受け入れられず贅の限りを尽くしてしまい、荒れに荒れ放題。
恋人も出て行って、父も亡くなり、本当に2人きり。
これだけ話を辿ると悲劇的なんだけど、そんな事もない。心は錦なんだよなぁ。
2人のスタイリングも工夫して好きなように着てる感じとか、秀逸ですごく素敵。
着こなすってこういう事ね。
裕福だった時も貧乏になってもお洒落は女の心！！
ラストは感動的でとっても良い映画！
ジャクリーンやリーラジウェル好きとしては、途中で彼女達が登場したのも興味深かった。
そして、やっぱり戦前の女性は自立が難しいんだなと。ジャクリーンもオナシスと結婚したけど、その後NYで記者になって仕事をしていた時が素敵だったなーとか思い出していた。自立って大事。
