このレビューはネタバレを含みます
自分で解決したり良くしたりする能力がなく、自分の頭の中の夢の国みたいな感じで生活してるイディ親子に腹立った。
でも心の弱さに個人差はあれど、誰かのせいにしたり、見ないようにしたりして現実から逃げることは誰にでもあるよね人間だもの。
後半までずっとモヤモヤしながら観てたのに、
イディママが、手放さずに大切にしていた結婚式のペンダントとイヤリングを渡すシーンで、初めてイディ母娘の間に素直な愛情の交流が…と思って突然感動した笑
辛さが圧倒的に際立つあの生き方で、2人とも後悔はない、素晴らしい人生、と言えるのはむしろ心強くないですか?とも思った。