Toro

蒸気船ウィリーのToroのレビュー・感想・評価

蒸気船ウィリー(1928年製作の映画)
4.0
子どもの空想が動きだしたかのような原点アニメーション!!

ディズニー映画の原点にしてアニメーションってこういうことだよなっていうことを思い出せる作品。

ようやく観た!

お馴染みの蒸気船にミッキーが口笛を吹くシーンからの怒涛の展開に笑えてくる!

なんかアニメってこういう無茶苦茶なことができるから実写との差別化がはかれるのであって、まさにアニメーションにしか出来ないことを盛り込みまくっている。

ストーリーに意味はなくただただ登場人物たちが暴れていく笑
現代のミッキーは、品行方正なミッキーになってしまってしまったから子どもがもし見たら泣くんじゃないだろうか笑

意味はないけど、笑いと陽気な音楽が流れてくる。この作品に浸ればディズニー映画の根底に流れているイズムを感じ取れる。

今は映画にしろアニメにしろ漫画にしろ整合性やらストーリーのリアリティを求めすぎてるよね。それが良い時もあれば堅苦しく平凡さを逆に生んでいるように思う。

このミッキーを見ていると、自由に楽しむそんな子どものような気持ちを思い出すことができる!

いやー、満足な7分だった!
Toro

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