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メロディ・オブ・ファンハウスのtetsuのレビュー・感想・評価

3.4
『映画の妖精フィルとムー』の監督・秦俊子作品にハマったので、N'夙川BOYSの初回生産盤を購入し、鑑賞。

厳しい母から、ピアノのスパルタ教育を受ける少女。
音楽が嫌いになった彼女は部屋の人形にやつあたりしようとするが、気づくと自分も人形になってしまい...。

まさかの実写とアニメの融合作品。
本作でも、秦監督作品で、お馴染みのコマ撮り人形劇で作られたファンタジックな世界観が素晴らしかったです。

ところで、N'夙川BOYSさんって、兵庫県西宮出身のバンドだったんですね...。
どおりで見覚えのある文字列なわけだ。
地元が近いというのもあって、謎に親近感が湧きました。
(現在は休止中だそうですが...。泣)

正直、アーティストのPRという側面が高く、内容は、かなり薄いですが、ムーラボ関連の作品(本作は2013年の招待作品だったらしい。)としては、珍しいぐらいに子供向けな内容が逆に斬新で面白かったです。

ラストは、スパルタお母さんにも反省して欲しかったけど。笑
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