お豆挽き

死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実のお豆挽きのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アル・パチーノが母親のことを話すシーンが素晴らしかった。
配信で同じシーンが連続してしまうのはミスなのかな。びっくりした。

内容がすごい。
死に方を選ぶことも生き方であるならば
あっても良いのかもしれない。
法の下生きているということも感じさせられる。
と同時に法が迫ってくる恐怖もあり。

過去に人の命を救えなかった経験が
命を救う、その人を救うとはどういうことなんだ
と考えさせて、安楽死も1つ方法だと見出したのかもしれない。
おそらく、生かせるよりも確実にその人の希望に添えると思うから。
でも死にたいという患者を受け入れる場合と
受け入れない場合もあったり。

答えを求めたり肩入れしたりする映画ではなく、
個々人の死生観に訴えかけてくる素晴らしい映画だなぁと思う。
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