北村一輝さんの侍姿と愛くるしい猫のコンビが可笑しくて程よい緩さのあるコメディ要素たっぷりの時代劇。
連ドラからの劇場版だけど、
北村一輝さん演じる斑目のエピソードや相棒となる白猫 “玉之丞（たまのじょう）” との出会いなどがゼロから新たなエピソードで描かれているのでドラマ版を観たことがない人も予備知識無しでも楽しめます。
犬派と猫派の武士の諍いに不運にも巻き込まれてしまった斑目が、依頼を受けて猫派の元にいた “玉之丞” を斬るべし！斬るべし！斬るべしぃぃいぃぃぃっ！
……
………斬ることが出来ず密かに連れ帰ってしまうことから巻き起こる騒動で、大まかな展開や世界観は殆ど同じ。
（なのでドラマ版からのファンには物足りなさもあるかも。）
ドラマ版を観ていたときには我が家には犬しかいなかったけど、今は猫も仲間入りしていて、その猫が玉之丞に似ている白猫で。
うちの子が演技しているかのような錯覚（親バカ）
尻尾だけが茶色なんだけど、
劇中で玉之丞の代わりとして連れて来られた子にも激似で、個人的に親近感がハンパなくて、より一層の愛おしさ。
強面で硬派な斑目が、なんだかんだ毒付きながらも玉之丞には弱くて強面のままデレデレになってすっかり飼い慣らされている姿が可笑しくて最高。
なぜなら私も同じだから（すっかり飼い猫に踊らされてる飼い主）
猫之丞『I’m so great！』
犬と猫どちらも飼っているから、
米沢組（犬派）と、相川組（猫派）の張り合いや溺愛ぶりも面白い。
ちなみに私は犬も猫も他の動物たちも同じくらい好き（…誰得情報なのか）
蓮佛美沙子さんの表情の演技が最高に楽しい。
