黒沢清の日活ロマンポルノ作品。
日活ロマンポルノというのは、60年代後半からテレビブームなどによって劇映画への客足が減ってしまった映画制作会社の苦肉の策であり、低予算かつエロで何とか客足を繋ぎ止める…
公開当時はサブカル誌等で良く取り上げられていた作品で、ソフト化されたVHSをレンタルして依頼の再鑑賞。
60~70年代と違って、80年代の若者がいかに頭デッカチで軟弱になったかがよく分かる。作品の中…
「ピンクリボン」から
若手の監督は過去の名作に影響されがちで、黒沢清にもそんな時期があったかという目で見た
カットとか台詞回しとか、ひとつひとつのピースは興味をそそるのにそれらは上手く噛み合わず意…
黒沢清の映画を遡って観ているので、自主映画時代にも後の黒沢清を思わせる作家性はすでに刻印されているのかどうか、という観点から観てしまった。主人公を執拗に追う長回しとか差し色の赤とかがそれに当たるのだ…
>>続きを読む高校生の時に幻想していたような自由な大学生活。しかしここまで性に奔放なゼミがあってたまるものか。終盤の光る股は何が何やら。何故か手を使わないバンドメンバーの蹴り合いの喧嘩とか面白かった。終盤はマジで…
>>続きを読むディレクターズ・カンパニー