徹底的に「本当らしさ」を排した画面の繋ぎ方が過激。麻生うさぎが歌う完璧なショットが堪能できるミュージカル場面が終わり、洞口依子が立ち去ろうとすると画面奥の伊丹十三らに気付くという辺りからのショット捌…
>>続きを読む置いてけぼりにされるのに心地よい。
最初の長回しの映り込みや部室のポスター。
ひとつひとつのシーンは過剰なほどに狙いに行ってるのに、それに入り込んでいくのがすごい。
洞口依子、全然美人じゃないの…
今まで観た黒沢清でベストまである。わけわからんくらいキマりすぎたショットの飛躍に満ちた連続がこんなに気持ちいいのはなぜか。作中で言及するように、抽象性とパーツそのものの強さは音楽的で、そしてハ長調な…
>>続きを読む大好きだという他に言葉がない。この頃の黒沢清の映画は本当に夢中になって観ていた。洞口依子の中学の同級生役のてるおか君が、まさか夜明けまで珈琲をともに飲んだ輝陵先生だったなんて。(DRAMADASも・…
>>続きを読むすごくいい映画だと思うし、好きなのだけれどもその理由をうまく説明できないんですね。なんか、見ていて動きが気持ちいい。難解のように思えるけれども、感覚的なもの。そして、洞口依子は現代にも通じる美しさが…
>>続きを読むディレクターズ・カンパニー