うらやましい。ただただこのパワーはうらやましい。
初見は大学1年生の時だったけど、その時はまるで面白いなんて思わなかった。それはたぶん、80年代の映画を古臭いと感じている時だったからだと思います。
映画とはなんぞやなんて無意味だ。そんな定義は存在しない。
美少女と気の狂った伊丹十三と脱ぎっぷりの良い女が出てれば成立するものなんだから。(暴論です)
ノスタルジックに語ってしまえば、80年代のサブカルチャーってこんな感じでしたよね。
有頂天の言葉を借りれば、
「We have no message !!!」
ってなぐあいで。
それがいかに形作られているか、に気持ち良さを感じていたなあ。
ウケないんでしょうけど、意味や理由が蔓延する今こそ、必要な映画なのかも。
(2015.10.9 シネマヴェーラ渋谷にて)