あてゃん

鑑定士と顔のない依頼人のあてゃんのネタバレレビュー・内容・結末

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

予備知識を全くいれずに鑑賞したので、普通にハッピーエンドだと思って疑わなかったところに大どんでん返し…

贋作の中には必ず本物が潜む(だっけ?)というのが自分の心の中に残っていて、なのでクレアはもしかしたらヴァージルを本当に愛してしまったのかなぁなんて希望を抱いてしまいます。

ラストの時系列がどっちがどっちなのか、いろんな見方があると思います。自分は最初、あの一件で一気に老け込んでしまった生ける屍状態のヴァージルは余生を施設で暮らしていくのかと思っていました。でも施設でリハビリをして、そしてプラハの例のカフェの近くに引っ越してクレア(又は愛)を待ち続けるという考察を目にし、なるほどなと感じました。
また、本物のクレアはオートマタの中の小人で〜という考察には鳥肌が立ちました。

こんなに怖い映画はなかなかないです。
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