このレビューはネタバレを含みます
もう最初に言ってしまうと童貞ジジイが可哀想になる映画です。
監督は、「ニュー・シネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」のジュゼッペ・トルナトーレ。
この人ってミステリーも撮れるんですね、意外。
正直、粗が見えるようなトリックではあるのですが、ちゃんと観てる側が意識出来るような伏線からのオチになっていて良かったです。
可哀想過ぎますが。
最後の最後は「贋作の中にも〜」のセリフを考えるとハッピーエンドって説が有力ですが、僕は妄想って事にしておいた方が悲壮感が増して良いんじゃないかなと思いました。
まあ何にせよ人間の復讐心って言うのは怖いね。