みゅうちょび

チャタレイ夫人の恋人/オリジナル完全版のみゅうちょびのレビュー・感想・評価

3.0
言うまでもない有名小説の映画化。貴族で幸せな結婚をした女性が、戦争で半身不随となった夫を愛しながら森番との情事に溺れ、それが次第に愛情へと変わって行くという話です。
ケン・ラッセル監督の映画は無条件にといっていいほど好きです。彼のBBC時代に撮られたテレビ用の映画も素晴らしいものばかり。本作は、もともとはテレビシリーズで、それを編集して繋げた物だと思います。
ショーン・ビーンのいかにもな訛り具合がたまらない❤
雨の中をすっぽんぽんで無邪気に走り回るジョエリー・リチャードソンとショーン・ビーン。ははは❤微笑ましい^^;。
夫人が貴族である夫人の姉にこの森番という下僕を愛人として引き合わせるシーンで、夫人に恥じない堂々とした1人の男であろうとするメラーズのひた向きさ…凛々しくありながらなんとも愛しい… うーむ❤ 萌え… このシーンがなぜかたまらなく好きです。
ケン・ラッセルの作風は個性が強く好き嫌いがハッキリと分かれると思いますがハマったら古さなど感じる余地などないほどの個性的でパワフルな映像世界とストーリーテリングの虜です。
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