このレビューはネタバレを含みます
昔、本読んだなーと思った。
平野くんが研修に行く~行ってからのバタバタ、心情はやっぱり本のほうが細かく描かれているな、と思ったけれど、最後まで割とじっと見れた。
おもしろかった。
都会の子が、自然、森、林業の世界に放り込まれるという話で、どんどん村の雰囲気や人々、仕事に馴染んで受け入れられていく様子とか、いつのまにか仕事のやりがいや魅力に気づくところとか、ベタなのかもしれないけれど、そういうところがよかった。
ナオキとの恋愛模様が大々的に描かれないのもなんかよかったし、ラストで平野くんが都会に帰ったとき、建築現場の木材の匂いに引き寄せられて、そしてまた村へ戻っていく(?!)のもまたよかったなぁ。
やってみなきゃわからないこと、たくさんあるし、自分の意思でなくても、飛び込んでみたら(その状況に身を置かれたら)、意外と楽しかったとか性に合っていたとかあるよな、と再確認。