楽しかった〜🙌この映画が大好きになったので、今後も何かにつけて観ていくつもり。
とってもとっても楽しいから、買おうか検討中。まだの方は是非😼
矢口監督は人が好きなんだね。おまけにどの仕事をする人にも深い尊敬の念も感じさせる。『ハッピーフライト』もグランドスタッフの気苦労とCAの裏方仕事を丁寧に描いていて、とても好感が持てた。今回は大木エンターテイメントらしいけど、大真面目ではなくても中真面目なお仕事映画。田舎の暮らしもそこそこ現実的。
登場人物が全員いい役割を果たしていて、都心から来た“わかってないくせに知った風”な若者たちも、本当にいそうだし、先輩たちと仲間になれるまでの様子見の雰囲気もよく出てた。特に良かったのがマキタスポーツさんと伊藤英明さん。マキタスポーツさんは、どこにいても馴染むの🤣こういう役者は食いっぱぐれがないよね。伊藤英明さんはめちゃくちゃ活き活きしてた。飯田与喜そのものだった（飯田与喜を知らんけど）。単純ですぐ怒ったり手が出たりするけど、それ故に信頼を勝ち得ると仲良くなるのも早い人。ガッチリした体が山の漢に合っていた。海も山も制覇だね。
何より冒頭から最後まで染谷将太さんが変わっていく様子が自然で、そこがとても良かった。事件があるわけでもなく、少しずつ馴染んでいくの。仕事にも、人にも、お世話になってる家族にも、地域にも。村の子供たちとの交流も演技とは思えなくて、自然だった。その子役？さんたちも、如何にも子役です！仕込まれてます！って感じではなく、憎まれ口も自然で、とてもかわいかった。子供ってこうよ。
観ながら、舗装されてない凸凹道に揺られてる気分になったり、木の匂いを感じたり、木と木が風に揺られてたてる音を想像したり、脳内森林浴も楽しめた。染谷将太さんと一緒に体験してる気分。最後の方で建築中の住宅に反応するの、わかる気がする。あてくしも木の匂いと新しい畳の匂いが大好き。深呼吸して嗅ぎまくる。
この映画もエンドロールが終わるまで観て欲しい。最後の最後に、これまた最高な映像が待ってるから。これを観て、またほっこりした。
