ヤックル

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常のヤックルのレビュー・感想・評価

5.0
大学受験に失敗した青年がパンフの美女に釣られて林業の世界に足を踏み入れるコメディ作品。監督は『スウィング・ガールズ』の矢口史靖。
不純な動機の青年が林業を、林業を営む男たちも青年を、お互いが次第にリスペクトする姿が気持ちの良い作品。

演者は伊藤英明と柄本明が素晴らしい働き。
伊藤英明の日焼けした肉体は本当に林業に携わってる人と錯覚するほど。
柄本明は仁義にうるさい会長役を流石の風格で演じてた。何よりも祭りのシークエンスの歌声にやられた。

また実際に木を伐採するシーンでは中々迫力のある映像を魅せてくれるし、木のてっぺんからの映像も美しかった。
矢口作品特有の随所に散りばめられた笑いは健在だけど、そのノリ軽さが災いして、一足飛びな印象も受けるけど個人的には許容範囲でした。
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