最愛の大地

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常の最愛の大地のレビュー・感想・評価

4.0
林業という日常からかけ離れた世界を矢口監督が手がけた作品。
これを見て染谷将太はやっぱり演技が上手いなあと改めて感じさせられた。
そして、自分の林業に対する知識の浅さからもこの映画を面白く感じることができる。
そして、染谷将太演じる主人公を自分に置き換えてみたときにどうだろう。
自分なら全くと言っていいほど興味のない林業に打ち込めるか。
ましてや現代の若者の命とも言える「電波」のない環境で。
まず無理だろう。
そんな若者の感情を思わせるシーンが何度もあった。
そして、もう一つこの作品を見て思ったこと
儀式について。これまでは儀式に対する考え方が甘かった。
伝統を守ってきた人々の思いが描かれたことにより気付かされた。情けない話だ笑
絶対どんな儀式でも必ず意味はあるし、奥深い伝統も存在する。こんなことにも気付かされた作品笑
この作品を見てこんなことを思うのは自分だけだろう。
最後にひとつ映画の話をすると、ストーリー的にも良かったよ
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