このレビューはネタバレを含みます
ずっと観たかった作品
たまたま東京で28年ぶりに上映することを知り、たまたまその日東京に行く用事があったので、運命を感じて急いでチケット取って観ることができた
こういう運にだけはひたすら恵まれているなって思う
7分にも満たないくらいのショートムービー
セリフもなく、CHAGE&ASKAのon your markが流れているだけ
一度観ただけじゃ咀嚼が難しい
一枚一枚の絵に色んな思いが込められている
とある宗教施設に突撃した警察官のふたりは、羽の生えた少女を助けることになる
しかし、その少女は再び実験施設かなんかに送られてしまう
その少女を助けて解放してあげるというストーリーはいたってシンプルですが、
繰り返されるループシーンや意味ありげな放射能のマークなど、
ディストピア感があって好みの世界観です
ナウシカの前日譚という噂もあって、ついにナウシカの原作買うかーという気持ちになってる
本来こういう世界観が好きな方なんでしょうね、宮崎駿は
セリフがない分、解釈が別れる作品ではあるけれど、宮崎駿の思想が如実に表れた作品であることは間違いないかなと思った
面白いかは人それぞれ好みがあると思うけれど、最後の少女が飛んでいる青空のシーンは一生網膜に焼き付けたいくらい美しかった
まだ私には評価が難しい
