何だか、チャゲアスも宮崎駿も意図していない所でどんどん意味を持ち始める事になる不思議な短編アニメ。
元々チャゲアスの方からお願いしてこの曲にアニメを付けたらしいが…完全に音楽が負けてしまって耳には入ってこないですね。。
ストーリーは放射能汚染された近未来。カルト教団から翼の生えた少女を発見した二人の警官(チャゲアス？)は、今度は政府に捉えられたこの少女を救出し空に返そうと奮闘する物語ですね。
制作は１９９５年、カルト教団がオウム真理教と類似してますがあのサリン事件の前から制作に取り掛かってるので偶然というのだから驚きだ。さらには２０１１年の福島原発で住めなくなくった世界はまさにこの作品の短編と一緒。
宮崎駿は制作当時「実際、そういう時代が来るんじゃないかと、僕は思っていますが。そこで生きるとはどういうことかを考えながら、作りました。」と予見してたらしい。。何者ですか。。
その予言の力で何とか飛鳥さんも未然に救っていただきたかった。。
まぁそれはいいとして、この７分弱の短編でありながらちゃんとジブリっぽい世界観を充分に出しまくってる完成度の高い作品だと思います。
