このレビューはネタバレを含みます
田中泯氏は、動きと存在感がすさまじく、やはりすごい踊り手だなと思った。
この映画は舞踏劇であると同時に、視線の劇でもあるのかな。桃太郎のように川を流れてくる生まれたての”男”を、眺める狂言回しで…
これはいけない…。
そもそもこれは映画なんだろうか。
はじめに書いておきますが自分はアート映画が苦手です。この作品、今まで見たアート映画の中でもかなり上位の意味の分からなさ。
冒頭5分ぐらい、真…
自然は人間存在にとっての大きな脅威となり得る。だから人は身体という自然に秩序を与え、非自然的なものにしようとする。道徳や社会という名の下で、ある一定の行動様式が強制され、自然としての人間存在は非自…
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