ロマンティックな作品だったな〜!
舞台は1987年、アメリカの田舎町。
うつ病を患うシングルマザーと息子の元に、脱獄犯が現れる。
奇妙な共同生活から、二人に失っていた愛や父子の絆が芽生える。
まるでイーストウッドの『パーフェクト・ワールド』だが、そちらよりも甘くて優しいラブストーリーに仕上がっている。
ここまで時間をかけて起こる物語となると、本当人間の人生って儚いんだよね。
言ってみれば生涯のうちたった夏の5日間の出来事なのに、こうして人生のターニングポイントとして描かれるのだから不思議。
子どもから少年へと成長する思春期ボーイの気持ちとかもよく写してましたわ!
なんと言ってもケイト・ウィンスレット姉さんよな!色っぽいわ〜!
人妻の色気やら危うさやらたまらんかった!
あの白い肌から滴り落ちる汗がエロい。
精神を病む母親の危うさも滲み出ていたなー!
あの状況でフランクのような殺人犯なのに優しい男が現れたら惚れちゃうのよ!
ギャップ萌えなのよ!
それにしても、J・K・シモンズとトビー・マグワイアは出演時間短過ぎじゃね?
内容からちょいと。
あの別れた旦那のダイナーでの一言、よく分からなかったなあ。
逃げの言葉?
息子からしたら「はぁ?てめぇが母ちゃん守らないからこうなってんのに、何開き直ってんの?」ってブチ切れ案件なんだが、、、
ヘンリーは優しいから、父ちゃんの苦悩すら理解して包み込んじゃうのよな。
ヘンリーが良い奴過ぎて、周りの大人みんなカスに見える作品でした(笑)