チャウ・シンチー作品でも取り分け評価が高い、西遊記をテーマにした一作!🐒
山賊の頭の至尊寶(チャウ・シンチー)、彼の元に謎の美女2人がやってくるが、2人はなんと蜘蛛と白骨の妖怪だった。道士に頼み、妖怪退治に勤しむが、なんと至尊寶が孫悟空だったと判明する...!
西遊記テーマながらも、これ何処が西遊記なの?!と言うべき外伝的な作品です。
『食神』のカレン・モクなどと共に、チャウ・シンチーが手当たり次第女の子に手を出しまくり、自作自演のラブストーリーとどうしようもなくバカバカしいコメディが繰り広げられるッッ!🤔
タイム・リープギャグが見事で、女の子が自殺したと思いきやパンドラの筐で、また少し前にタイムスリップして、何回も女の子の自殺を食い止めようとするけど間に合わねえ!!
仕方ないから、ブルース・リーの怪鳥音を叫んでチャウ・シンチーが飛び蹴り喰らわす、ブラックなギャグが好き。
お札で作った蝶ネクタイと褌があれば、妖怪の眼は見えないはず!でも妖怪には一切通用しない!んで発火した股間を集団で揉み消すドタバタギャグなど、なかなか楽しい。
結局、てんやわんやがあって、足の裏にあった3つのほくろがチャウ・シンチーが、孫悟空である証明だった!!で唐突に幕が降り、後編に続きます。
2本合計でも3時間弱なので、最近の長尺ブームに慣れてればサクッと見られます!😊
90年代カオス極まりない、香港映画の狂乱の宴の始まりッッ!!🤤