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進撃の巨人 ATTACK ON TITANのmoviebox999のネタバレレビュー・内容・結末

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

進撃の巨人に疎い私ですら改変だらけで訳が分からなくなっている。題材の良さが全く出ていない。
出落ちから始まり落ちっぱなしで終わった為、ツッコミ所は正直ありすぎて混乱している。
この作品に恋愛要素は必要だったのだろうか。ただただ足を引っ張る悪芽立ちの印象しか残さなかった。
北斗の拳が火を吹いたのか、全然世界観が違う。
中身は観て貰えば分かると思うのでそれ以外で感じた所。エンドロールの途中で次回作の予告をやっているが、やはり構成が下手くそ過ぎて広告辞めた方が良いと思う。エンディングもアーティストの名前だけは雰囲気あるけど、曲調はもっと壮大であって欲しかった。進撃の巨人と言えば紅蓮の弓矢と言う程の印象はあると思うが、流石に内容に対して軽過ぎる。コメディとして捉えて良いなら悪くない終わり方だろうが、SFアクションだろうにしかも世紀末感漂う世界観でポップに歌われてもどうかと思う。
この作品を原作無しとして評価しろと言われたら、説明不足、組織の在り方が異常、近代兵器がそこかしこにある事、火薬があるなら大砲ではない対処の仕方が最善策等々、シナリオ構成からストーリーまで心沸き立つ程には達していない。
表現が難しいと言われる立体機動装置の動きもこれが限界かと思えたし、一番の盛り上がるであろうシーンも違和感で変に冷めてしまったので、VFXに掛けた予算分の返りが無かったのでは。
次回エンド・オブ・ザ・ワールドに良い意味で期待する。
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