イメチェン失敗の作品です。
21世紀のロボコップとしてスピーディに動き、違う意味のグロさとリアリティのある装甲性能にさらにCGの多様など表現力もパワーアップさせましたが、大爆死しましたね。
まず感じたのは中途半端さ。備品として扱われてはいますが、人間として扱っている描写もありますし、人間かロボットかという葛藤はまるまるカットされてサイボーグとしてみたいにある種の割り切りがされています。
そして中途半端な強さです。リアリティを考察した結果の表現でしたが、これまでにあった圧倒的戦力感がなくなり、高性能ではあるのですが、結構弱く感じてしまう。ロボコップはある種のヒーロー映画な側面もありますし、これじゃない感が強いです。
別に敵も魅力的でもないし、せめてどれかの要素が満たされていればなと思わずにいられなくなります。
あまりオススメできませんね。