映画版『ストロベリーナイト(インビジブルレイン)』の後日談の短編
全五編
「東京」
昔の菊田と先輩刑事(國村隼)が解決した事件。先輩刑事が抱える事実。
菊田の刑事としての気概が見える
「沈黙怨嗟」
所轄勤務の葉山。年寄り同士のケンカの調査の中で見つけたある繋がり。
将棋の「待った」に端を発したいざこざの裏にあるものとは…
淡々と調査をする葉山。しかしながら芯の強さがかいまみえ、彼の成長を感じる
「アンダーカバー」
顔見知りが自殺。その理由は取り込み詐欺。
胡散臭い関西人に変装した姫川玲子。
井岡に関西弁を教授してもらって準備万端。
所轄にトバサレタ彼女は、めげることなく彼女らしい捜査を続ける。
本部復帰の為、ギアをあげた感のある姫川を堪能
捜査二課の土井警部補に「お前は間違ってる」と言われ剥きになる姫川にかける言葉にニンマリする
「左だけ見た場合」
井岡(生瀬勝久)と日下(遠藤憲一)のバディは超能力者の死亡事件を調査。
「予断をゆるすな」が口癖の日下と超能力…姫川の影響を受けたような日下にニヤリとする。
ラストのオチはホントなのか…
佳作
「推定有罪(プロバブリィギルティ)」
「人を殺したら原則死刑で良いですよね?」が信条の元刑事の倉田(杉本哲太)
元官僚達が殺害される事件を追うガンテツこと勝俣(武田鉄矢)
それぞれが微妙に繋がるのがニクい。