あきしげ

CODE RED コード・レッドのあきしげのレビュー・感想・評価

CODE RED コード・レッド(2013年製作の映画)
2.5
終盤の雑さと結末でマイナスの作品。

良かった点。

・冒頭の戦争シーン
・終盤までの丁寧さ
・ゾンビの恐ろしさ

悪かった点。

・終盤での登場人物の扱い
・駆け足になった雑な結末
・主人公不在で浮き足状態

冒頭の戦争シーンは期待させられる。
ゾンビ映画なのでグロテスクな描写。
普通の戦争映画ではやらないグロさ。

一転して現代になって落ち着く。
主人公っぽいヤツが颯爽と登場。
終盤まで期待通りの活躍をする。
だが、ラストでの扱いはヒドイ。

ヒロインの女医は色っぽい。
サービスシーンが背中です。
前面に巨大なる武器がある。
それを出し惜しみしている。
これは良くない演出でした。

娘は一人で頑張っていた。
主人公並みに頑張ります。
それだけにラストのオチ。
あまりにもヒドイすぎる。

悪役は悪役らしい欲の塊。
最後までクソ野郎である。
それなのにラストの扱い。
あれは雑すぎると感じた。

他の登場人物もラストで精算。
あまりにも駆け足すぎました。
「えっ?」と思うような退場。

走るモダン型のゾンビ。
見た目はなかなかです。
もっと使うべきだった。
ちょっともったいない。

ラストですべてをぶち壊す。
後味を悪くした意味がない。
頑張った事実をムダにする。
これは納得できないラスト。
あきしげ

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