のんchan

愛しのフリーダののんchanのレビュー・感想・評価

愛しのフリーダ(2013年製作の映画)
4.1
凄いドキュメンタリーを見つけた❣️
ビートルズの秘書として長年をビートルズと共に生きてきた1人の女性フリーダ・ケリー✨

1961年のリヴァプール。会社勤めをし始めた17歳のフリーダは、昼休みに誘われて有名なキャヴァーン・クラブへ出掛けた。
そこに革ジャンで演奏している4人グループと出逢う。音楽や彼ら人間性の魅力の虜になり、通い詰めてメンバーとも次第に親しくなっていった。

ある日、ビートルズのバンドマネージャーのブライアン・エプスタインから声を掛けられた。「ビートルズと会社を作るんだ、秘書にならないか?」

そこから始まる、1人のファンだった少女から世界的スター、ビートルズの秘書として生きた軌跡を、今まで見たことのないような写真やプライベートの話、ビートルズの家族との関係など、たっぷり語ってくれています。

控えめでありながら、芯があり、何が大切かを見極める力を持つ、しかしながら感じは良く、過去を想い出しながら話す面影は依然ファンの1人であり、秘書としての憂いがあった。

事務作業を含め『ファンクラブ』の代表となり、何千通ものファンレターに昼夜、休み返上で返事を出し続けたフリーダ。
11年間をビートルズに捧げ尽くした素晴らしい人材がいたんですね。

この作品を製作する経緯は、自分の子供にも語らなかった過去を、孫には解るように残しておきたかったと、過去は友人にすら口を割らないでいたフリーダが思い立ってくれたお陰。

仕事仲間やメンバーが信頼しきっていた彼女だからこそ、スターが輝いていられたのかも?と思える貴重な内容です✨

メンバーの誰かと何かがあったかも?そこは勿論口にしなかったけど、17歳と少し年上のお兄さん達の関係は上手く回っていたのでしょう💞

ラストに製作時点のリンゴ・スターがフリーダの孫に向かって話し掛けてくれています❤️

ファンで未見なら是非‼️ファンでなくてもぜひ😉


2021-84
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