ayako

300 スリーハンドレッド 帝国の進撃のayakoのレビュー・感想・評価

4.5
3D吹替鑑賞。前作のスパルタ軍とはまた別のアナテイ軍のお話。
ペルシャがギリシャに侵略していきギリシャ連合のスパルタ軍が破れ(前作はここまで)それと時を同じくじてギリシャ連合アナテイ軍がペルシャの海軍女指揮官アルテミシア率いる大軍相手に海上戦を繰り広げます。
ね、ネタバレしない程度にさらーっとあらすじ読んでいったらとんでもない肩すかしくらった!って方も多いのではないでしょうか。だってスパルタの話じゃないのよ!!職業戦士!鍛えるお仕事!毎日筋トレ脳筋集団の話じゃないのです。私もおっと?スパルタ違うの?勢の一人ですはい。
筋肉はスパルタと比べれば劣るかもしれない。それは認めよう。だってスパルタ軍は幼少の頃からの教育が違うのだから!まずお返事からして違う。
アナテイ:「うおーーーーーー!!」
スパルタ:「ゥホッ!ゥホッ!ゥホッ!ゥホッ!!」
........っ!?お返事からしてゴリマッチョ!!
だからといってアナテイ軍が貧相なヨワッチロイ集団じゃないのです。(スパルタのマッチョ加減に言及したかっただけ)十分な戦闘力をお持ち。しかもアナテイ軍のみ見れば上等なマッチョ集団。もうね主役のテミストクレス将軍の何とも人間味溢れる将軍っぷり!マッチョでワイルドで戦場では剣と盾を巧みに操りスローと血しぶきを織り交ぜた芸術的無双を披露してくれるんですが...いかんせん人間味溢れてマッスル!!(ほめてる)
その人間味を一層引き出してくれているのが、この作品を語る上では避けては通れないエヴァ嬢演じる冷酷残虐女ボス、アルテミシア!!
このエヴァ嬢がいなければこんなにこの作品は盛り上がっていなかっただろうし、楽しむという部分の感情移入さえも難しかったのではと思います。
不気味な存在感を放ち、衣装は無駄だけどちょーカッチョイイの!なんでこんな発想に!?what??でもかっけぇよぉ!!しかも強い!二刀流しかも女!女だから!!←この女というのがとんでもなく素晴らしい映像体験に導いてくれるのです。

前作からのキャラも活躍(ゴルゴ王妃)やキャラの掘り下げ(クセルクセス)もあるので見どころ、グッときどころは満載!退屈はしないわよ!
相変わらずスタイリッシュ残虐血しぶきいろんな生ものぶっ飛び描写は健在で、まばたきをするのがもったいない位でした。変な不気味生物を出すのも控え目だけどマッチョだけじゃないパワーリフター体型も登場するよ!まさに適材適所!ドラゴンボールの亀仙人的コスチューム兵器がみられるよ!!

そしてクライマックスの盛り上がりったらないです!雄叫びあげそうになり、興奮のあまり白目剥くかと...白目剥いたらもったいないので必死でしたわたし。
うまくまとまりませんが、とにかく個人的に大好きな要素をふんだんに詰め込んでくれ公開前の心配事を吹っ飛ばしてくれるほどのイカレた作品でした!!ありがとう!!
ayako

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